沙彌喝食(読み)しゃみかっしき

精選版 日本国語大辞典 「沙彌喝食」の意味・読み・例文・類語

しゃみ‐かっしき【沙彌喝食】

〘名〙 仏語禅宗で、剃髪(ていはつ)して沙彌となり、喝食の服を着る者。僧たちに食事を知らせ、食事について湯、飯などの名をとなえる役をつとめる小童沙喝(しゃかつ)。喝食。
太平記(14C後)二九「又禅僧に成たらば、沙彌喝食(シャミカッシキ)に指をさされ」

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