沈 約(読み)しんやく

旺文社世界史事典 三訂版 「沈 約」の解説

沈 約
しんやく

441〜513
六朝 (りくちよう) 時代の詩人・学者
宋・斉・梁 (りよう) の3朝に仕え,政界・文学界重鎮。博学多識,詩の韻律に精通し,四声発病 (しせいはつぺい) の説(作詩上,音韻の問題で注意すべき8項目)を主唱した。著書『四声譜』『晋 (しん) 書』『宋書』など。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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