沂鄂(読み)きがく・ぎんがく

普及版 字通 「沂鄂」の読み・字形・画数・意味

【沂鄂】きがく・ぎんがく

器物のへりにつけた凹凸文。沂は凹処、鄂は凸処をいう。〔礼記、哀公問、孔穎達〕車には雕(てうき)せずとは、とは沂鄂を謂ふ。雕鏤(てうる)せずして、沂鄂らしむるを謂ふなり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報