池見村(読み)いけみむら

日本歴史地名大系 「池見村」の解説

池見村
いけみむら

[現在地名]三国町池見

九頭竜くずりゆう川下流の東岸にあり、南は折戸おりと(現坂井町)。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では「上木部之庄」(高六八〇三・四六七石)に含まれた。村名は正保郷帳にみえるのが早く、田方三五八石余・畠方五九九石余。貞享三年(一六八六)福井藩領から幕府領となるが、文政元年(一八一八)より同三年までの一時期福井藩領にもどっている。

正徳六年(一七一六)の御尋ニ付村明細書上帳(池見区有文書)によれば家数八七(本百姓七三・水呑一四)、人数四一〇(男二〇一・女二〇九)、馬二八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android