池之端七軒町横町(読み)いけのはたしちけんちようよこちよう

日本歴史地名大系 「池之端七軒町横町」の解説

池之端七軒町横町
いけのはたしちけんちようよこちよう

[現在地名]台東区池之端いけのはた二丁目

池之端七軒町の北、南から北へ通る道の西側にある。東は根津宮永ねづみやなが(現文京区)、西は水戸藩中屋敷(現同上)、南は休昌きゆうしよう院、北は妙極みようごく院。かつては御側役島田大和守の屋敷地であったが、元禄一二年(一六九九)に本丸御数寄屋御露次衆六人の拝領地となり、七軒町の続きなので横町と称した。六人は寛永五年(一六二八)御茶の水で屋敷を拝領したが御用地になり、万治三年(一六六〇)本所南横堀ほんじよみなみよこぼり(現墨田区)に移り、天和三年(一六八三)そこも召上げられて巣鴨すがもに移った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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