江津[市](読み)ごうつ

百科事典マイペディア 「江津[市]」の意味・わかりやすい解説

江津[市]【ごうつ】

島根県中部,日本海に面する市。1954年市制。山陰本線開通まで市街地は江の川(ごうがわ)の河口左岸にあり,港町として江の川流域の物資を集散した。江の川の水資源と河口付近の広大な砂丘地を利用しパルプセメントなどの工業が発達,近年は電気機械などの企業誘致も進む。古くからの石見(いわみ)焼(石州瓦,石見陶器)も特産ブドウ,モモ栽培,養豚も行う。三江線が分岐する。有福(ありふく)温泉がある。2004年10月邑智郡桜江町を編入。268.24km2。2万5697人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android