汚らふ(読み)ケガラウ

デジタル大辞泉 「汚らふ」の意味・読み・例文・類語

けがら・う〔けがらふ〕【汚らふ/×穢らふ】

[動ハ四]《動詞「けがる」の未然形+反復継続の助動詞」から》
人の死や葬儀に立ち会うなどして、身にけがれを受ける。
「―・ひたる人とて立ちながら追ひ返しつ」〈手習
喪に服する。
故宮御方につけつつ、さるべき殿ばら―・ひ給へり」〈栄花・峰の月〉
死ぬ。
「ある大徳だいとこ袈裟けさひきかけたりしままに、やがて―・ひにしかば」〈かげろふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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