水谷民彦(読み)みずたに たみひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水谷民彦」の解説

水谷民彦 みずたに-たみひこ

1818-1891 幕末-明治時代の商人
文化15年3月16日生まれ。家業は人足問屋で,名古屋藩の運搬御用をつとめた。植松茂岳(しげおか)に国学をまなび,来往する尊攘(そんじょう)家を支援。養蚕の創業など,藩の殖産にもつくした。晩年神職。明治24年9月22日死去。74歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。本姓は日比野。名は孝明,磐根。通称は与右衛門。著作に「三傑年譜」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android