水籠・水隠(読み)みこもり

精選版 日本国語大辞典 「水籠・水隠」の意味・読み・例文・類語

み‐こもり【水籠・水隠】

〘名〙
① 川や沼などの水中に隠れること。みがくれ。
万葉(8C後)七・一三八四「水隠(みこもり)に息づき余り早川の瀬には立つとも人に言はめやも」
② 人知れず深く思うこと。胸に秘めて語らないこと。恋心などを秘し隠すこと。
※国基集(1102頃)「みこもりに一日もおちず思へども人忘れけり住吉の松」

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