デジタル大辞泉
「水施餓鬼」の意味・読み・例文・類語
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みず‐せがき みづ‥【水施餓鬼】
〘名〙 水辺で行なう
仏事。
経木を水に流し、
亡霊の
成仏を祈るもの。特に
難産で死んだ
女性の霊を成仏させるため、
小川のほとりに竹や
板塔婆を立て、それに布を張って道行く人に水をかけてもらうもの。布の色があせるまで亡霊はうかばれないとする。流灌頂
(ながれかんじょう)。
※俳諧・山の井(1648)秋「されば水せがきして、
火の車のたけきもうちけす心ばへ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報