水当量(読み)みずとうりょう(英語表記)water equivalent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水当量」の意味・わかりやすい解説

水当量
みずとうりょう
water equivalent

(1) ある物体と同じ熱容量をもつ水の質量。物体の熱容量を水の比熱で割った値に等しい。水熱量計熱量を測定するとき,水のほか容器温度計,攪拌棒などの温度も変化するので,これらの熱容量を水当量として熱量計算に用いる。水当量は材料物質の比熱と質量から算出したり,熱容量が既知試料を用いて実験的に求めたりする。
(2) カール・フィッシャー試薬力価

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android