水屋神社(読み)みずやじんじや

日本歴史地名大系 「水屋神社」の解説

水屋神社
みずやじんじや

[現在地名]飯高町赤桶

櫛田くしだ川の右岸、字向赤桶むかいあこうにある。素戔嗚命を祀り、旧名牛頭ごず天王宮。明治六年(一八七三)水屋神社となる。棟札に「大和州阿伽桶庄宮奉加造宮事 文中年癸丑九月初八日」と記され、文中二年(一三七三)に阿伽桶庄宮が造営されたが、「大和州」の記載により、中世後期に赤桶以西が大和国の範囲にあったことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「水屋神社」の解説

水屋神社

三重県松阪市にある神社。祭神は天児屋根命(あまのこやねのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)ほか。本殿背後にある大クスノキは樹齢1000年を超えるとも言われ、県の天然記念物に指定されている。

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