気を能くする(読み)きをよくする

精選版 日本国語大辞典 「気を能くする」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 能(よ)くする

気持を快適にする。気分をすっきりさせる。また情況が思いどおりになって調子づく。
※玉塵抄(1563)二二「書をよまうにはきをようしてまめにしてよめぞ」
人情本春色梅児誉美(1832‐33)初「金をつかって気(キ)を能(ヨク)しばからしきほどあどけなきが、恋の生根といふべきか」

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