民の口を防ぐは水を防ぐよりも甚し(読み)たみのくちをふせぐはみずをふせぐよりもはなはだし

精選版 日本国語大辞典 の解説

たみ【民】 の 口(くち)を防(ふせ)ぐは水(みず)を防(ふせ)ぐよりも甚(はなはだ)

(「国語‐周語」に「防民之口、甚於防一レ川、川壅而潰、傷人必多」とみえることわざ) 人民言論を完全に封ずることは、治水防水よりも困難であり危険である。〔文明本節用集(室町中)〕 〔史記‐周本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android