毛皮のマリー

デジタル大辞泉プラス 「毛皮のマリー」の解説

毛皮のマリー

日本の演劇作品。1967年9月、作・演出寺山修司により、東京の新宿のアートシアター新宿文化にて演劇実験室◎天井桟敷初演。丸山明宏(のちの美輪明宏)にあてて書かれた作品で、伝説の男娼マリーと、その息子として育てられた美少年・欣也との倒錯した近親愛と憎悪の世界を描き、興行的にも成功をおさめた。衣装はコシノジュンコが担当。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android