武蔵国入間郡常陸国多珂郡三河国幡豆郡之内村高帳(読み)むさしのくにいるまぐんひたちのくにたかぐんみかわのくにはずぐんのうちむらだかちよう

日本歴史地名大系 の解説

武蔵国入間郡常陸国多珂郡三河国幡豆郡之内村高帳(川越藩村高帳)
むさしのくにいるまぐんひたちのくにたかぐんみかわのくにはずぐんのうちむらだかちよう

一冊

成立 慶応四年

写本 光西寺寄託

解説 慶応二年から明治四年の廃藩置県まで川越在城した松井松平家時代の郷帳で、光西寺松井家文書に含まれる。慶応四年閏四月に新政府に提出した村高帳の控で、「題帳」と表書した記録のうち。松井松平家の入国当初の領地は八万石余であったが、慶応四年一月に近江国の二万石余を没収されたので、ここに記されたのは入間郡一〇八ヵ町村・五万三六五石余、常陸国多珂郡二一ヵ村・七千九六九石余、三河国幡豆郡一ヵ村・六六四石余の合計五万九千石余である。

活字本新編埼玉県史」資料編一七

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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