歌がまし(読み)ウタガマシ

デジタル大辞泉 「歌がまし」の意味・読み・例文・類語

うた‐がま・し【歌がまし】

[形シク]ひとかどの歌らしい。
「さすがに―・しう、われはと思へるさまに最初さいそによみ侍らむ」〈九九

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歌がまし」の意味・読み・例文・類語

うた‐がまし【歌がまし】

〘形シク〙 (「がまし」は接尾語) ひとかどの歌らしい。優れた歌らしい。
※枕(10C終)九九「つゆとりわきたるかたもなく、さすがにうたがましう、われはと思へるさまに、最初(さいそ)によみ侍らん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android