次節・継節(読み)つぎぶし

精選版 日本国語大辞典 「次節・継節」の意味・読み・例文・類語

つぎ‐ぶし【次節・継節】

〘名〙 (「つきぶし」とも) 元祿一六八八━一七〇四)の頃、江戸新吉原で流行した小唄。つぎうた。
浮世草子・色里三所世帯(1688)下「女郎は是に気をうつさず色三味線引かけてつきぶしの小歌に日をかたぶけ」
随筆・用捨箱(1841)中「予がおぼえし二歌を混じて、次節にも歌ひしか。次節又次歌といふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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