次第不同(読み)シダイフドウ

デジタル大辞泉 「次第不同」の意味・読み・例文・類語

しだい‐ふどう【次第不同】

順序手続きが正しくないこと。順不同
長さがまちまちで不揃いなこと。
「寸は―」〈虎明狂・粟田口

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「次第不同」の意味・読み・例文・類語

しだい‐ふどう【次第不同】

〘名〙 (形動)
① 順序や手続が正しくないこと。整っていないこと。また、そのさま。順不同。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
花鏡(1424)序破急之事「但、貴人御意によりて仕(つかまつ)る能は、次第不同なれば、かねてのあてがひ変るなり」
基準のないこと。長さなどがまちまちで不揃いなこと。また、そのさま。
※虎明本狂言・粟田口(室町末‐近世初)「すんは次第不同、いていはふずるは、ことごとくめいづくしにあふて満足した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android