精選版 日本国語大辞典 「櫓落・矢倉落」の意味・読み・例文・類語 やぐら‐おとし【櫓落・矢倉落】 〘名〙① 要塞のやぐらを突きくずすために用いる柄の長い槍。やぐら。※武家拾要記「今の長柄と云ふは古への矢倉落しなり」② 男子、特に相撲力士の結髪。鬢たぼを十分に三方に張り出し、ひらたく下げて結うもの。※真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉五六「頭は櫓落(ヤグラオト)しといふ髪(あたま)、一体角力取の愛敬といふものは」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報