櫃挟村(読み)ひつばむら

日本歴史地名大系 「櫃挟村」の解説

櫃挟村
ひつばむら

[現在地名]市原市櫃挟

土宇つちう村の南東に位置する。文禄三年(一五九四)九月検地があったとされ(上総国町村誌)、同年の上総国村高帳では櫃挟村として高九七石。元禄郷帳では高一〇七石余で、以後幕末まで変わらないが、正保国絵図では桔梗、元禄郷帳では櫃校など誤記が多く、寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では「桶挟ひつは村」とする。同帳では家数一九で、旗本三島・永井・鈴木領で、旧高旧領取調帳では三島領三三石余・永井領六五石余・鈴木領九石余となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android