横刺文(読み)よこさしぶみ

精選版 日本国語大辞典 「横刺文」の意味・読み・例文・類語

よこさし‐ぶみ【横刺文】

〘名〙 平安時代外記局内印(天皇御璽)を捺印すべき文書内文)を上卿(しょうけい)閲覧し、審理したのちに内印が捺印されるが、その閲覧に漏れた文書で請印(しょういん)を要する重要書類をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android