榊入(読み)さかきいり

精選版 日本国語大辞典 「榊入」の意味・読み・例文・類語

さかき‐いり【榊入】

〘名〙 滋賀県大津市日吉(ひよし)大社例祭山王祭)に行なわれる行事の一つ。境内山中から切り出した大榊に神霊をのり移らせ、四月三日(陰暦四月上亥の日)の夜に大津市の天孫(あびこ)神社へ舟で渡御していたものを、一四日の大祭に本宮に還幸する行事。《季・春》 〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android