楠木生村(読み)くすぎゆうむら

日本歴史地名大系 「楠木生村」の解説

楠木生村
くすぎゆうむら

[現在地名]大分市下戸次しもへつぎ 楠木生

備後びご村の南にある。江戸時代を通じて臼杵藩領で、延文五年(一三六〇)三月一七日の年紀を有する石造五重塔に「楠毛生」とみえる。慶長一一年(一六〇六)の惣御高頭御帳に楠木生村とみえ高四八四石余、楠木生村組。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳によれば本高四八四石余・出来高一七一石余、田高六六石余・畑高五八九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android