棚橋 影草(読み)タナハシ エイソウ

20世紀日本人名事典 「棚橋 影草」の解説

棚橋 影草
タナハシ エイソウ

昭和期の俳人



生年
明治32(1899)年

没年
昭和45(1970)年9月9日

出生地
福岡市

本名
棚橋 陽吉

学歴〔年〕
九州帝大医学部卒

経歴
九州帝大医学部教授、のち講師。貝の血液研究でも知られる。昭和の初めから吉岡禅寺洞を師として「天の川」幹部同人となり、新興俳句の隆盛期に評論などで活躍した。一時横山白虹の後を継ぎ「天の川」を編集。昭和13年以後目を病み、句作から離れた。句集に「洲」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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