棒乳切・棒千切(読み)ぼうちぎれ

精選版 日本国語大辞典 「棒乳切・棒千切」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ちぎれ【棒乳切・棒千切】

〘名〙 (「ぼうちぎり(棒乳切)」の変化した語) =ぼうちぎりき(棒乳切木)
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉一「石や棒ちぎれをぎうぎう井戸の中へ挿し込んで」

ぼう‐ちぎり【棒乳切・棒千切】

〘名〙 「ぼうちぎりき(棒乳切木)」の略。
俳諧・寂砂子(1824)下「初雪の寒さや関の棒ちぎり〈壺半〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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