桜草科(読み)さくらそうか

精選版 日本国語大辞典 「桜草科」の意味・読み・例文・類語

さくらそう‐か さくらサウクヮ【桜草科】

〘名〙 双子葉植物の科名。約二〇属千余種あり、広く世界に分布多年草根茎が発達し葉は対生または互生托葉がない。花はしばしば花茎の先端に一個以上つき、小苞葉がなく、両性放射相称、長短花柱、五数性、萼片は五裂。花冠は五、時に対生して五弁かまたは無い。五個の雄しべは花冠の途中につく。子房上位、稀に半上位、一室で多数の卵子がある。この仲間の多くは園芸栽培上の価値があり、日本原産のものばかりでなく外国産のものもプリムラとして数多く観賞用に栽培されている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android