桜井和泉太夫(読み)さくらいいずみだゆう

精選版 日本国語大辞典 「桜井和泉太夫」の意味・読み・例文・類語

さくらい‐いずみだゆう【桜井和泉太夫】

古浄瑠璃太夫薩摩浄雲高弟。通称和泉半右衛門。寛文二年(一六六二)受領して桜井丹波少掾と称した。明暦大火一六五七)の後、武勇にすぐれた金平物などを語り好評を博した。元祿一〇年(一六九七)ごろまで活躍したらしい。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android