桐生天満宮(読み)きりゆうてんまんぐう

日本歴史地名大系 「桐生天満宮」の解説

桐生天満宮
きりゆうてんまんぐう

[現在地名]桐生市天神町一丁目

桐生新町きりゆうしんまち起点にあたる北端に位置。法人名は天満宮。祭神は天穂日命・菅原道真。旧県社。もとは梅原うめばら天神といい、下久方しもひさかた梅原の地に鎮座していたが、天正一九年(一五九一)現在地に遷座したという。同年朱印地二〇石を与えられた(天正遺事「桐生市史」所収、「寛文朱印留」)。岩下旧記(岩下文書)によると、当社を桐生総鎮守として旧一一月初の酉の日より中の酉まで「酉のまち」と称して市が開かれたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android