精選版 日本国語大辞典 「案摩の面」の意味・読み・例文・類語
あま【案摩】 の 面(おもて)
※長門本平家(13C前)一六「河越太郎重頼〈略〉大きりふの征矢(そや)のうはやに、あまのをもてはぎたるをおひたりけり」
③ 能楽に使う面。「尼の面」「天の面」などとも書く。
※わらんべ草(1660)一「又金春座には、〈略〉又尼〔天の字か〕の面一面あり。是は自レ天降(ふる)と云説あり。故に天(アマ)の面と名付也云々」
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