白羽(読み)しらは

精選版 日本国語大辞典 「白羽」の意味・読み・例文・類語

しら‐は【白羽】

〘名〙
① 白い矢羽。主として、鷹の羽を使う。
※長門本平家(13C前)一六「白羽のかぶら矢を一取り出して」
衣服
古語拾遺(807)「長白羽神〈伊勢国麻続(うみ)の祖なり。今俗に衣服(きもの)を白羽と謂ふ、此れ縁(ことのもと)なり〉をして麻(あさ)を種(う)ゑ令む」

はく‐う【白羽】

〘名〙 鳥の白い羽。矢羽、羽扇品物の飾りなどに用いる。しらは。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔国語呉語

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デジタル大辞泉 「白羽」の意味・読み・例文・類語

しら‐は【白羽】

矢の羽の白いもの。ふつう、タカの羽を用いる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「白羽」の解説

白羽 はくう

鹿島白羽(かじま-はくう)

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普及版 字通 「白羽」の読み・字形・画数・意味

【白羽】はくう

しらは。

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