案内広告(読み)アンナイコウコク

デジタル大辞泉 「案内広告」の意味・読み・例文・類語

あんない‐こうこく〔‐クワウコク〕【案内広告】

新聞雑誌の、求人求職不動産売買、映画案内などに関する小型広告

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「案内広告」の意味・読み・例文・類語

あんない‐こうこく ‥クヮウコク【案内広告】

〘名〙 新聞・雑誌の一定の欄にまとめて掲載される、最も簡略な広告。多く小規模な求人・求職、あるいは家の売買・部屋の貸借などに利用される。〔現代術語辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「案内広告」の意味・わかりやすい解説

案内広告
あんないこうこく

新聞、雑誌上で、求人、求職、不動産売買、映画案内、告知、営業、尋ね人など、主として個人が安い料金で利用できるように始められた小型広告。料金は1行単位で決められ、最低は1段組み2行から掲載される。アメリカでは案内広告から普通広告へと発展してきているが、日本で案内広告欄が設けられたのは1898年(明治31)のことである。このとき最低行数を3行としたことから現在でも三行広告とよばれる。なお、ラジオテレビなどでコマーシャルCM)を連続的に放送する特定時間帯を案内広告(ガイド・タイム)とも称する。

[島守光雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android