桂焼き玉炊ぐ(読み)かつらやきたまかしぐ

精選版 日本国語大辞典 「桂焼き玉炊ぐ」の意味・読み・例文・類語

かつら【桂】 焼(や)き玉(たま)(かし)

(「戦国策‐楚策」の「対曰、楚国之食貴於玉、薪貴於桂」から) 日常必要の品さえ桂や玉より高く思われる苦しい生活をいう。また、願いのとげられないことをいう。桂玉(けいぎょく)の艱(かん)
志濃夫廼舎歌集(1868)春明草「桂焼き玉かしがする年ごろを藻塩の煙わびやたつらむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android