桂川甫筑(1)(読み)かつらがわ ほちく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂川甫筑(1)」の解説

桂川甫筑(1) かつらがわ-ほちく

1661-1747 江戸時代前期-中期の医師。
寛文元年生まれ。医家桂川家の祖。京都で嵐山甫安に師事し,さらに長崎でオランダ人にまなぶ。京都にうつる際に師甫安の命で森島から桂川に改姓元禄(げんろく)9年(1696)甲府徳川綱豊(家宣)につかえ,宝永5年幕府の奥医師となった。のち法眼(ほうげん)。延享4年10月9日死去。87歳。大和(奈良県)出身。名は邦教(くにみち)。字(あざな)は友之。号は興藪。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android