根々井塚原村(読み)ねねいつかばらむら

日本歴史地名大系 「根々井塚原村」の解説

根々井塚原村
ねねいつかばらむら

[現在地名]佐久市根々井塚原

浅間山南麓の火山泥流地の最南端に近く、中山道沿いにあり、東は平塚ひらつか、西は下塚原しもつかばら、北は上塚原かみつかばら、南は根々井・大和田おおわだの村々に接する。

中世には大井おおい庄塚原郷・根々井郷の中に含まれる。慶長一五年(一六一〇)一〇月の田之口組・畑村組・長右衛門組・望月組貫目御帳(竹内治利氏蔵)には根々井本村に並んで「拾五貫文 同所得分」とあり、元和八年(一六二二)一二月の佐久郡高書上帳(柳沢文書)に初めて「弐百拾弐石 禰々井塚原」とみえ、根々井本村は「根々井本郷」となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android