柿紙(読み)カキガミ

デジタル大辞泉 「柿紙」の意味・読み・例文・類語

かき‐がみ【柿紙】

柿色をした紙。
柿渋をひいた紙。渋紙しぶがみ
「薬はこれにありやとて、腰に―くくり付け」〈仮・竹斎・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柿紙」の意味・読み・例文・類語

かき‐がみ【柿紙】

〘名〙
① 柿色の紙。
② 柿渋を塗って干した紙。しぶ紙。
仮名草子・竹斎(1621‐23)下「くすりはこれにありやとて、こしにかきがみくくりつけ」

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