柳生城跡(読み)やぎゆうじようあと

日本歴史地名大系 「柳生城跡」の解説

柳生城跡
やぎゆうじようあと

[現在地名]奈良市柳生町

打滝うちたき川沿いの柳生小盆地の東側、芳徳ほうとく寺東南の標高約三二〇メートルの山上にある。小郭・土塁・空堀などがわずかに残る。中世末期から近世初期の柳生氏の居城。「国民郷士記」に「柳生山城柳生徳有斎」「柳生徳有斎慶長年中 柳生市兵衛 柳生但馬守 柳生飛(ママ)守」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android