柱松・柱松明(読み)はしらまつ

精選版 日本国語大辞典 「柱松・柱松明」の意味・読み・例文・類語

はしら‐まつ【柱松・柱松明】

〘名〙
一端地中にさしこみ、庭上に立てて燃やすたいまつ。たちあかし。たてあかし。
小右記‐寛仁元年(1017)一一月二五日「暗夜間、河原道東西難弁。道々相分処々、立柱松指南
② 盆や夏の祭に伴う火祭行事。柱の上に柴などをとりつけ、下からたいまつを投げて点火させる。神迎えの一形式であるが、競技年占意味をもつようになったものもある。〔諸国風俗問状答(19C前)〕

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