染入・沁入(読み)しみいる

精選版 日本国語大辞典 「染入・沁入」の意味・読み・例文・類語

しみ‐い・る【染入・沁入】

〘自ラ五(四)〙
拾遺愚草(1216‐33頃)四「蹈みしだくおどろが下にしみ入りてうづもれかはる春の雪かな」
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)立石寺「閑さや岩にしみ入蝉の声」
正徹物語(1448‐50頃)上「恋哥は女房の歌にしみ入て面白きはおほき也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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