柏ヶ谷村(読み)かしわがやむら

日本歴史地名大系 「柏ヶ谷村」の解説

柏ヶ谷村
かしわがやむら

[現在地名]海老名市柏ヶ谷・東柏ひがしかしわ一―六丁目

東は上草柳かみそうやぎ(現大和市)深谷ふかや寺尾てらお(現綾瀬市)の三ヵ村、南は小薗こぞの(現綾瀬市)、西は望地もうち国分こくぶの二ヵ村、北は上今泉かみいまいずみ村と栗原くりはら(現座間市)と接している。村の南北に矢倉沢やぐらさわ往還が通っている。また村の西、国分村との境を目久尻めくじり川が流れている。

小田原衆所領役帳には、川尻「拾七貫八百八十三文 海老名下郷内柏谷分 大普請之時半役」とある。近世は、初め幕府直轄領、延宝二年(一六七四)から元禄一四年(一七〇一)まで旗本町野領。いったん幕府直轄領に戻り、宝永二年(一七〇五)以後は旗本鈴木領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android