松村新田村(読み)まつむらしんでんむら

日本歴史地名大系 「松村新田村」の解説

松村新田村
まつむらしんでんむら

[現在地名]小布施町松村新田

東は雁田かりた、西は小布施、南は松川、北は中条なかじようの村々と道路・堰等で境。小布施扇状地の扇頂から扇央にかけて立地。

寛永一四年(一六三七)幕府代官天羽七右衛門の検地を受け、一一五石八斗余の新田村となった。開発推進者は修験者の大正院で、検地の際、五段三畝二〇歩の除地を与えられた(小布施町史)。正保四年(一六四七)信濃国絵図高辻に、「高百四石余 松村新田」がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android