松村新田(読み)まつむらしんでん

日本歴史地名大系 「松村新田」の解説

松村新田
まつむらしんでん

[現在地名]上越市松村新田・春日新田かすがしんでん二丁目・安江やすえ一―三丁目

春日新田の南に位置。天和三年郷帳によれば高一一一石三斗余。元禄郷帳でも同高、下源入しもげんにゆう村枝郷の注がある。寛保三年(一七四三)六月の戌年貢皆済目録(明治大学刑事博物館蔵)によると高一三五石余、この取米二八石五斗余、このほか大豆納・荏代・胡麻代・棟役など合せて米二九石七斗余、大豆五斗九升余、永一貫五五四文余を、米一八石九斗余、永九貫七八六文余で納入している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android