松岸河岸(読み)まつぎしかし

日本歴史地名大系 「松岸河岸」の解説

松岸河岸
まつぎしかし

[現在地名]銚子市松岸町

利根川筋の河岸場。江戸時代中期と思われる松岸河岸交通絵図(滑川家蔵)には東西一八五間の船入場が描かれる。松岸遊廓の前身は廻船洗濯宿であったと伝え(加瀬家文書)、河岸に上がる水主らの世話をしていたのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android