東角野村(読み)ひがしすみのむら

日本歴史地名大系 「東角野村」の解説

東角野村
ひがしすみのむら

[現在地名]新居浜市角野新田すみのしんでん町一―三丁目・種子川たねがわ町・角野

石鎚いしづち赤石あかいしの両山系に発して、渓谷を刻んで北流する種子たね国領こくりよう(県指定名勝地別子ライン渓谷)尻無しりなしの諸河川が形成する複合扇状地上にあり、北に向かって緩傾斜する。角野村の分村で、南に高峻な山地を負い、種子国領の両川が村の東境界を形成している。

弘安九年(一二八六)三月九日付の大山積神社文書に「悲田院領伊予国井於同船山角村」とあるのが初見。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android