東由利町(読み)ひがしゆりまち

日本歴史地名大系 「東由利町」の解説

東由利町
ひがしゆりまち

面積:一四八・五一平方キロ

由利郡の東端に位置し、東は平鹿ひらか郡雄物川町・同大森町、南は雄勝おがち郡羽後町、西は矢島町・由利町、北は本荘市および大内町と接する。

出羽でわ丘陵の西斜面で、町のほぼ中央を蛇行しながら流れる高瀬たかせ川は羽後町地内から本町に達し、初め北に流れ、老方おいかたで流路を西に変え、石沢いしざわ峡谷を通って本荘平野に入り、子吉こよし川に合する。四方を山に囲まれ、北東には標高四三八メートルの保呂羽ほろは山とそれに連なる山々があり、南西には標高七一三メートルの八塩やしお山がある。

耕地の大部分は高瀬川の河岸段丘上や狭い沖積平野にあり、おもな集落もここに位置し、これを結んで西から国道一〇七号が通り、東は雄物川町大沢おおさわに結ばれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報