東湖(読み)とうこ

世界の観光地名がわかる事典 「東湖」の解説

とうこ【東湖】

中国の湖北省の省都、武漢(ぶかん)(ウーハン)の長江東岸にある湖。中国の国立風景名勝区の一つで、杭州の西湖の数倍の広さがあり、湖と周りの大規模な公園を合わせると94km2もある。広々とした湖面には漁船が頻繁に行き来し、入り組んだ湖岸沿いには港や埠頭があって、戦国時代の詩人屈原の詩にちなんだ行吟閣や毛沢東と江青が暮らしたという故居、湖北博物館などの見どころが点在する。九十九湾といわれるほど入り江が多く、その美しさから多くの風景画家たちを魅了し、「果てしない空」や「キラキラ光る水」という名の楼閣がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東湖」の解説

東湖 とうこ

?-1740 江戸時代中期の僧。
江戸湯島の人。書にすぐれ,門人に三井親和(しんな)がいる。元文5年10月26日死去。名は転石。字(あざな)は独和

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例