東岩本村(読み)ひがしいわもとむら

日本歴史地名大系 「東岩本村」の解説

東岩本村
ひがしいわもとむら

[現在地名]朝日村東岩本

中野新田なかのしんでん村の北、あか川の右岸に位置する。対岸北方は興屋こうや(現櫛引町)。地内に荒城跡・東岩本館跡などの中世の城館跡がある。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録に村名がみえ、高三四三石余。正保郷帳では田高四一八石余・畑高四七石余。弍郡詳記では高四八九石余、免五ツ四分、家数五九、小名として野村・漆原・田中・沢田・舟渡・下舞台・北野先方(民家なし)・沖田・曾兵衛新田があり、曾兵衛新田は高一〇石余、免三ツ四分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android