東小俣村(読み)ひがしおまたむら

日本歴史地名大系 「東小俣村」の解説

東小俣村
ひがしおまたむら

[現在地名]大山町東小俣

熊野くまの川と安蔵あんぞう川の合流点の東にあり、西小俣村と対している。東には大川寺だいせんじ丘陵を挟んで新町あらまち村がある。古老の口碑によれば、承久年間(一二一九―二二)祖先が安蔵川の水利を利用して定住し、のち後谷ごしたんから移った者も加わったという(大山町史)正保郷帳の高五五石余、田方九反余・畑方二町六反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高九二石、免四ツ四歩、小物成は山役一六〇匁・炭役一五匁・鮎川役三匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android