東寺山戸張作遺跡(読み)ひがしてらやまとばりさくいせき

日本歴史地名大系 「東寺山戸張作遺跡」の解説

東寺山戸張作遺跡
ひがしてらやまとばりさくいせき

[現在地名]若葉区東寺山町 戸張作

標高二五―二八メートルの台地上に立地する。昭和四九―五一年(一九七四―七六)の調査では、台地の東側に古墳時代後期の住居跡九軒が集中して発見され、うち四号住居跡は石製品の工房跡と考えられるもので、臼玉勾玉円盤・剣形品などの石製模造品のほか、面取研磨・荒削りの段階の未成品や破損品が多量に出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android