来馬岳(読み)らいばだけ

日本歴史地名大系 「来馬岳」の解説

来馬岳
らいばだけ

登別市の北部に位置し、来馬山ともいう。標高一〇四〇・一メートル。胆振支庁南部の火山群に含まれ、カルルス盆地の西側にある。盆地付近には多くの爆裂火口があり、来馬岳山頂の北方にも出現している。盆地はかつては湖で、浮石安山岩などの湖成堆積物が埋積している。麓には第二次世界大戦後に緊急開拓者が入植したが、火山灰地のため耕作には向かず離散した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android